市展
「いが」



奨励賞と右に赤札で書いてあります。 こうしてみるとかなりちっちゃい。これでもB全サイズなんですよ!?
緑のじゅうたんにギャラリーとしてはやけに天井が低い空間でした。 合併して第一回目として出発した市展「いが」ですが、去年までもこのような展覧会はされていて、それまでずーっと出しているかたの作品に並んでぼくの作品が・・・やっぱりちっちゃいな〜
平日ともあって見に来てくれる皆様の年齢層はあがってしまってますが、土日には僕の友達や美術部の後輩も見に来てくれました。(といっても僕が見にこいっていったんですけどね^^) 僕の作品もちいさいですが、さらに小さい作品もありました。
でも賞をとったなかでは明らかに僕が小さかったです。。。

僕が出したのは絵画部門でした。ほかにも工芸部門、書道部門、彫塑部門、写真部門がありました。

            絵画部門の審査評
新市になって初めての市展ということで、ゼロからの出発ということもあり、力量のあるベテラン作家の出品も多く多様な作風で見応えのあるものとなった。日本画・洋画を絵画としてまとめる区分は県内唯一の先進的なものとして伊賀市の文化行政に敬意を表したい。ただ日本画が若干名なのが少々淋しいが、来年度からの増加を期待したい。
佳作が多く、賞候補もたくさんあり、甲乙つけがたかったが、墨彩的な油彩で日本人が胸の中にもつ精神的な心象を描き出した「存在-60年の刻」を市長賞作品に選んだ。
岡田文化財団賞作品の「触」は、ずばりカエルを拡大描写したものだか、その大胆な画面は新鮮で、青臭い匂いすら発し、強烈な生命感をみなぎらせて、目をみはらせる。


今回、初の審査をされる展覧会に作品を出し。奨励賞を獲ることができて、まずは素直に
喜びたいと思います。これも、学校のみんなや美術部の後輩、そして先生がた、何より
審査していただいた審査員の方々にお礼を言いたいと思います。
しかし、表彰式で私が思うことはただひとつ、悔しさです。あんな小さな作品が
賞をもらっていいのか?ベテランを差し置いてこんな青二才の僕がここに居ていいのか?
そう謙虚に思う心もありながら、僕は市長賞が欲しかった。
貪欲な僕が目覚めていた。同じモノクロでありながら市長賞と、かたや
頑張ったで賞のように小さくみえる奨励賞。
来年はもっと密度もサイズもそして人間としても一段階上になって再挑戦です!